英語教職関連
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本学科では、希望する学生は、教職課程?司書課程?司書教諭課程?学校司書課程?学芸員課程を履修することができます。司書?司書教諭?学校司書?学芸員課程については、次のページをご覧ください。
以下、本学科における教職課程について説明をします。
教職課程
1.はじめに
英語英米文学科では、中学校教諭一種免許状(英語)と高等学校教諭一種免許状(英語)の両方の取得が可能です。専修大学には教員養成系の学部はありませんが、国の「開放制の教員養成」の原則のもとに教職課程を設置しています。英語の教員免許に関しては、文学部英語英米文学科学生の中の志望者のみが、学科のカリキュラムの他にプラスして教職課程を履修し教員免許を取得しています。
本学科の教職課程については、第43回全国英語教育学会島根研究大会(2017年8月19日)においても、実践報告発表をおこなっています。
(片桐一彦(2017)「専修大学における英語教員養成の取り組み」『第43回全国英語教育学会 島根研究大会 発表予稿集』pp. 208-209)
以下に、本学科の英語教員養成の取り組みについて紹介いたします。
なお、毎年の「各企画の様子」や「教職の就職状況(中学校?高等学校での英語教員としての採用数)」等については、詳細な報告とデータが資格課程年報『パッソ?ア?パッソ』に掲載されています。
(/education/shikaku/report.html)
2.教職課程の授業について
(1) 教職科目の中の英語科だけの授業について?英語科教育法1/2(2年次前期/後期:2科目4単位)
?英語科教育法3/4(3年次前期/後期:2科目4単位)
?教育実習1 (3年次後期:1科目1単位)
?教育実習2or3 (4年次前期:1科目2or4単位)
の授業を学生は履修します。
(2) 教職公開講座
例年、10月第1土曜日の午後、教歴3-5年目くらいの若手教諭(卒業生)約8名と校長クラスの講師(卒業生)1名をお呼びしています。
第1部は、各教科ごとに分かれて、若手教諭から大学時代の過ごし方や教員採用試験受験体験談等について、
第2部も各教科ごとに分かれて、中学校もしくは高校での教育現場の苦労や楽しさについてお話ししてもらっています。
第3部は校長クラスの講師から、現場でどういう教員が求められているのかなど管理職の立場からのお話しをしてもらっています(全教科合同)。
(3) 専修大学教育学会(写真1)
専修大学教育学会は、教職に就いている卒業生で構成されていて、互いに教育研究及び助成、情報の収集や交換などを行い教育の分野に貢献することを目的として昭和26年に設立された組織です。専修大学長が会長を務め、管理職に就いている卒業生が副会長(複数名)や役員を務めています。教職履修学生は、準会員として構成員に含まれています。
毎年11月23日(祝)に大会を開催しており、ここでは教科横断でその年のテーマに沿った話(例:主体的?対話的で深い学び、特別支援教育について、新学習指導要領についてなど)の講演とシンポジウムがおこなわれます。
(4) 教育実習訪問指導
教育実習は4年次に行われており、東京都と神奈川県の公立中学校?公立高校を中心に教育実習訪問指導を行っています。主にゼミ指導教員が訪問しています。
3.授業外の取り組み
(1) 教科研修生半期もしくは通年期間、学生の都合のよい(大学で履修している授業が空いている)曜日?時限に週1日程度、研修生として高等学校で、授業観察やチーム?ティーチングを行い、長期間教育現場の教育活動を観察する活動です。専修大学との高大連携協定校(東京都と神奈川県にある高校)の中の7校(英語は4校)でおこなわれています。希望する学生のみが対象です。
(2) 専修大学附属高校授業見学会
専修大学附属高校は、授業評価の一つと捉え